LSDと地図2008年09月03日 23時29分48秒

LSDということで、長い時間走るのが、以前より楽しい。
ネットのジョギングsミュレーターhttp://42.195km.net/jogsim/で、 地図上で走った経路をトレースすると、走行距離が出る。これに走った時間を入力し、計算すると、消費カロリーや消費脂肪量が出る。

槍ヶ岳ー奥穂高岳 縦走2008年09月26日 09時32分26秒

25日22時 バス〈さわやか信州号〉の受付まで時間があるので、近くのファミレスにてクラブハウスサンドを食べる。
23時
出発。バスにトイレがないこと以外、他に問題なし。座席はほぼ満席で、山登り以外の上高地散策の人達もいた。途中から雨が降り出した。26日
6時前には上高地に到着した。 6時前、雨具を着て出発。途中、二組に抜かれた。梓川は濁流になっている。
9時
槍沢ロッジ着。ここで樹林帯を抜けた上では風の激しいこと、通り過ぎる人達全てにこの情報を伝え、今のところ誰も登る人はいないこと、風の為、上でテントを張るのはは無理なこと、などを知らされる。検討の結果、すぐ上の槍沢キャンプ場に泊まることにする。石垣近くに設営する。ここは水場とトイレが近くてよい。テント内で読書と昼寝をする。テントの外からは、頂上の予報は吹雪だとかいった会話が聞こえる。みなここで足止めらしい。風が強くなったが石垣の効果でだいぶ、風は弱められている。
夜中、外を見上げると見事な星空になっていた。

槍ヶ岳ー奥穂高岳 縦走 その22008年09月27日 15時46分45秒

日の出
三時前
作業の物音で起きる。一組の人達が出発の準備をしていた。夜明け前に稜線に出たいので、もう出発するという。道は分かりにくくないかと尋ねたところ、問題ないとのこと。そこで自分も早めに出ることにする。
3時40分
出発。満天の星空の下を歩くのは素晴らしい。道も極めて良く整備されている。播隆窟の辺りから明るくなり、日の出を見る。更に延々と歩く。途中、写真を撮りながら進む二人組の人達を追い抜く。寒いですねと声をかけられる。今回はこの言葉が挨拶の言葉となる。
写真は日の出。
7時
槍ヶ岳山荘着。ここで荷物を預け、頂上に向かう。手には軍手をしているが、とても冷たく、途中で何度か止まり、ふくに手を突っ込んで温める。風も強く寒い。頂上に着き、デジカメを使おうとしたら動かない。後でわかったのだが、途中でレンズの周辺をわずかにへこませてしまい。外側の防護シャッターが開かないためであった。寒くて山頂に長居はできず、5分ほどで下りる。小屋でカメラの故障理由が分かり、指で防護シャッターを開けたところ、閉まらなくはなったが撮影はできるようになった。
9時30分
南岳着。
今度はデジカメの電源が起動しない。電池を変えても、治らない。しょうがないので、さて、大キレットを通過を開始する。ガレ場を下る。周りに人は皆無。途中、ハシゴも使い、下りは終了となる。ここからは基本的に細い稜線、岩場の水平移動となる。ある程度、上り下りするが印象は水平移動である。有名なHピークには、それほどの印象は残らない。初めて人とすれ違う。数人のグループで、ここからは大変なのできをつけてと言われ、今までのはなんだっのかと思う。十分にたいへんだったのですけど。左右のない連続の岩のてっぺんを鎖の利用などで右側を通ったり、左側を通ったり、空中を通ったりする。否が応でもここが飛騨泣きと呼ばれることが分かる。展望台と岩にペンキで書いた所を通過する。滝谷と言われても、もう十分に崖は見飽きている。すぐに出発。最後に北穂高頂上を目指し、崖を延々と登る。途中で山荘が見えるがなかなか着かない。
13時
北穂高岳着。
ここのキャンプ場は遠い。水を手に入れるのも。トイレに行くにも20分かかる。何度か往復することになった。北アルプスの山小屋のトイレはきれいである。ここへは涸沢からきた人達で混んでいる。バンダナやトレーナーを買っていく人達がたくさんいた。コーヒー、ビール、お酒を飲んでくつろいでいる人達。景色を堪能している人達。おしゃべりをしている人達。
テントに戻り自炊を開始する。米炊きのためコンロに火をつける。寒いので、テントに入って前室にてコンロを使用する。弱火にしたところ、火がきえてしまい、再度の点火を空ぶってしまった。ここでさらに着火したら一瞬だけ熱がフライシートまで行ってしまい、五センチ四方程度のあなを開けてしまった。テント場は風はあまりなかったが寒かった。
途中、何度も重ね着をし最終的に上は六枚重ねになったが、それでも寒かった。シュラフの上にツェルトをかけたところ、結露して滴が落ちてきたので止めた。結局、1、2時間おきに目が覚める。装備が間違っていたのか?シュラフカバーも必要だなぁなどと夢うつつで考える。

槍ヶ岳ー奥穂高岳 縦走 その2 槍ヶ岳2008年09月27日 15時52分25秒

朝日の当たる槍ヶ岳

槍ヶ岳ー奥穂高岳 縦走 その22008年09月27日 15時56分48秒

笠ケ岳

槍ヶ岳ー奥穂高岳 その32008年09月28日 15時59分07秒

28日28日
7時40分出発
出発際にテント場にて昨日は寒かったですねと声をかけられる。寒かったのは自分だけではなかったらしい。三時間くらいしか眠れなかったこと。星空の撮影ができたことを語ってくれた。ジッツォの三脚が目についた。それではお先にと失礼する。実は彼は後で追いついてきて、今日の大半の期間、自分の少し後を歩いてくれたので、心強かった。
歩き始めから、いきなり岩の尾根沿い、崖っぷちを歩く。今日も風が強い。延々、この歩きが続く。途中で、槍ヶ岳に登る途中で出会った二人組の人達が崖から降りてきた。ここが涸沢槍だそうで、すぐそこが頂上だから登るように進められたが止めた。これで彼らが前、カメラの人が後になった。しばらくすると正面にほぼ垂直な崖の岩山が見える。よく見るとへばりつくように登っている。自分もあそこを行くしかないのだ。更に歩き、とうとうそこに来た。よく見ると所々にハシゴと鎖がある。鎖は上にのびそのまま横に延びている。この長い鎖でジグザグに登って行く。ある鎖で、てっきり前の人が鎖を登り終えたのだと思い、自分がその鎖で登り始めると、まだ使っているとの声がした。ごめんなさい。びっくりしたでしょうね。長すぎてさっぱり分かりゃしない。
大キレットは岩場の横移動、涸沢岳手前は縦の移動。どちらかと言えば、縦移動の方が好きではない。
9時
涸沢岳着。ようやく着いた。ここを少し下ると穂高山荘に着く。小屋の前にはいくつもの石でできたテーブルと椅子がある。ここでお湯を沸かしてインスタントコーヒーを飲み、ビスケットを食べる。景色もよく至福の時となる。小屋に入って見るとステレオを設置した部屋があった。優雅なものである。
10時20分
奥穂高岳着。頂上には各方向の山の名前が分かるものが設置してあったので、これを見ながら各方向を見た。富士山、八ヶ岳、浅間山?、立山、大日岳、周りの北アルプス、乗鞍、南アルプス。全てが雲の上に浮かんでいる。絶景だ。しばらく楽しんだ後、下山を開始する。ここからの道も、結構、危ない道があった。
紀美子平にてカメラの人と別れる。自分はバスの時間があることと、あわよくば温泉に入ろうと思っているので、前穂高には登らず、このまま下ることとする。彼は荷物を置いて、前穂高に登って行った。途中、岳沢ヒュッテ跡地で結構な人が休憩をしていた。石垣だけが残っており、史跡を見ているようだ。大雪でやられたそうだが、その力はそうとうなものだったのだろう。
14時30分
上高地着
温泉を探したが見つからず、お土産を見て回って過ごす。別の新しい電池でデジカメが動いたので、今日来た穂高を撮影。
15時30分
バス受付
16時
出発。今日は規制日ということで沢渡までは別のばすとなった。先に沢渡に行って温泉に入り、ここから高速バスに乗るのもよいかもしれない。
21時
新宿駅着
以上、終了。