何とな。

今回は寸又三山でまだ登っていない前黒法師岳に登る。駐車場を出発し、温泉街を通って飛龍橋に向かう。

飛龍橋着。戦前に建てられた立派な橋で、以前は森林鉄道が通っていたらしい。当時は材木で栄えていたのだろう。

斜面をジグザグに登る。急斜面に石垣で作った造成地が10段ほどある。これが湯山集落跡になる。こんな急なところに集落があったのだ。
いつ頃から住んでいたのか？いつ頃まで住んでいたのか？帰宅後、ネットでざっと調べたがわからなかった。杉の太さから４，５０年前には家があったのではなかろうか？ここに家族があって、生活があったんだ。

朝日岳がよく見える。

遠くに大無間山。

栗の木段辺りから、雪が見られるようになる。

白ガレの頭着。
更に積雪が深くなる。ここらで20cmくらいだが、急な斜面があるので、念のため、持ってきた6本歯のアイゼンを装着する。
よもや、使うとは思っていなかった。
しかし、6本歯では、斜面には役不足で、難渋する。

頂上下の展望場にて。
残念ながら、聖岳方面は、霞んでいる。