何とな。

寸又三山の１つ、朝日岳に登った。寸又峡温泉の駐車場に車を置いて、温泉街を出発。温泉宿と土産屋と山だけの静かな温泉街だ。

吊橋を渡ると登山道で、橋から河原が2,30mほど下に見下ろせる。

とにかくヒルが向かってくる、歩いていると、1mくらい前からあわてて、こちらに口を向けながら、シャクリながら向かってくる。ここなら、いいだろうと思って、リュックを置いて、休憩したら甘かった。あわてて背負って、登っていく。結局、ずっと登りで、休もうとするとヒルに追われる状態で、自然から、トレーニング（しごき）を受けているような気になる。

展望所と呼ばれるところに到着する。今回のルートで、開けて見えるのは、ここともう少し先の展望所と頂上の北側の3ヶ所だけで、後は林間からの眺めとなる。
黒法師岳方面は雲がかかっている。

もう１つの展望所。
朝日岳の頂上手前のガレ場が見える。歩いていくと、ここのガケの崩れる音がヒッキリなしに聞こえる。大きな岩のぶつかる音だ。

林間から前黒法師岳が見える。相変わらずの登りで、しかも結構急だ。林に囲まれているかよいが、樹木がないと相当、恐怖感がると思う。

頂上着。
周りは樹木に囲まれている。一部、切り開かれたところがあるが、葉っぱがあるので、明瞭には見えない。ここからそのまま帰路に戻る。

　行きに通った吊橋に到着。
　ここから、車に戻って、町営露天風呂に向かう。美人作りの湯というらしい。露天風呂だが、樹脂のトタン屋根が被さっているので、見晴らしはない。お湯が体の脂肪と反応してツルツルする。
　上がって、入り口前のイスで一服していると、風呂のおじさんに声をかけられる。源泉はここから先3kmほどのところにあって、ここに引いているかけ流しだそうで、各宿へはここを経由して湯が配られているらしい。 朝日岳に登ったことを話すと、ここを下ると見えるよと言って、2人で見に行った。今日、あそこを登ってきたのだ。
来る手前のヘアピンカーブのところで、きれいに撮影できることを教えていただいた。
　それからヒルの話になったが、ヒルなんて血を吸ってくだけで、害はないので気にならないそうだ。それよりダニの方があとで熱が出たりしてよくないとのことだった。

ヘピンカーブにて、朝日岳を写す。
今日、あそこに登って来たのだ。