女峰山。帝釈山。小真名子山。大真名子山。2008年07月05日 00時00分00秒

小真名子山へのガレ場
女峰山。帝釈山。小真名子山。大真名子山と続けて登った。

6:20
夜明け前に家を出て、裏見の滝を出発。まずは笹原を通ることになる。林道は三回、横切った。露がズボン、靴下とたどって靴の中は、グチャグチャになってしまった。
7:40
大樺を過ぎ,更に進むと水の枯れた沢に出くわした。ようやく笹から解放された。明るい日差しが心地よい。靴下を少し乾かした後、出発する。右に曲がると、しばらくして先程の沢の上流(ここが水場)を横切る。
9:37
更に登ると唐沢小屋に到着する。ここらあたりから、下からの水蒸気が上がってきて視界が悪くなってきた。
10:19
更に進むと勾配のきついガレ場を50m以上登り、女峰山頂に到着。残念ながら、晴れているのに視界は不良。休んでいると、後から登って来た人に女峰千鳥は知っているかと尋ねられるが、はじめは鳥の名前な
のか花の名前なのかも分からなかった。
10:53
痩せた尾根づたいに帝釈山に到着。一瞬、霧の向こうに真名子山と男体山が見えたが、すぐに消えてしまった。 下山道は、長い期間、水が流れたためと思うが、溝が深くて歩きにくい。
11:28
突然、林道に出たが、ここが富士見峠と思われる。更に小真名子山をめざす。しばらくすると、また急なガレ場となる(写真)。少しずつ登り、途中の大きな岩で、ここまで登ってきたのだなぁと思いつつ水を飲み、休憩する。水は2リットル持ってきたが今後、補給できる場所はない。なのに、水は残り1リットルを切ってしまった。
12:17
ガレ場を過ぎ、しばらくすると小真名子山頂上についた。相変わらず、日は差しているが、視界の悪いのは残念。 またまた山を下る。今日、約10組めの人達とすれ違った。勾配が平らになったところを歩いていると木が倒れており、そこをくぐろうとすると携帯電話が落ちていた。先程、すれ違った人のものかもしれないと思い、後で警察かNTTに届けようと拾った。大真名子山への登りにガレ場はなかった。
13:19
大真名子山頂上につくと、10人ほどの学生が大きな荷物を背負って志津峠方面に下ろうとするところだった。自分はここでしばしの休憩。ここの頂上の像は写真でよく見かける。北側だけだが初めて下界がうっすら見えた。次を目指して下りはじめると先程の学生に追いついた。ここで最後尾の学生が先ほどの携帯電話の持ち主である可能性に気づき、尋ねたところ、やはり彼のものだった。大真名子山の下りでは今までとは違って何組かを追い抜いた。皆、志津峠から車で帰るものと思われる。
14:16
志津峠は思っていたよりも広く、相当数の車を駐車できそうだ。志津峠小屋の横に水場があったが、桶にくんだ水だった。最後の登りが男体山となる。この山は一合目ごとに標識があった。足が疲労してきたので一合目ごとに休憩した。もっと水が飲みたいが、残りわずかなので、少しずつ飲む。もっと視界がよければと感じながら登った。
16:16
頂上につくと北側は下が見えたが、中禅寺湖側は見えなかった。この頂上は噴火のためと思われるが、赤い砂礫で歩くとザクザク音がする。下りまっすぐ下に降りる道で膝がガクガクした。何かペースが遅い。五合目近くでようやく中禅寺湖がうっすら見えるようになった。まもなく林道にぶつかったので、左下に向かった。その後、再び登山道となる。鹿の声が聞こえる。
18:20
ようやく二荒山神社に到着した。バスが来るまで少し時間があるので、自販機のジュースを二本飲む。バスを裏見の滝入口で降り、車に戻る。

嵯峨野散策2008年07月19日 00時00分00秒

嵯峨野を散策した。日差しの強い中を歩いた。
嵯峨嵐山駅で降り、まずは大覚寺を目指す。ここはもともとが離宮であったためか、寺の雰囲気ガしない。建物は全て廊下伝いに回った。大沢池を眺めたが、日差しが強く、暑いので早々に切り上げた。
清涼寺では庭を長い間、眺めた。苔が美しい。静かにしていると風が心地よい。七行ほどの写経があったので納めることとした。本尊の仏像内には布で作った内臓が入っていたとのことで有名らしい。ここには、もともと本尊であった国宝の仏像がある。今日から特別拝観ということだったので、こちらも見ることができた。
次に祇王寺に向かった。苔庭はとても美しく、庵の窓の造作も面白い。緑色がかった障子の色が心に残る。
この後、二尊院、落柿舎と巡り、天龍寺を拝観した。この庭も美しく、お堂から眺めた。庭は回遊するよりも、建物の中から眺めるのがよい。 最後に広隆寺に寄り、今回の散策を終わりとした。

南アルプス登山2008年07月26日 00時00分00秒

塩見岳
塩見岳から甲斐駒ケ岳まで、歩いた。
26日 8時
新宿発の高速バスにて松川インターに向かい、ここから別のバスに乗り換えて、二時二十分鳥倉登山口を出発した。高速の渋滞に巻き込まれ、危うく、松川インター発のバスに乗り遅れるところであった。これい乗り遅れると、翌日までバスはない。
26日16時20分山伏峠着。
ここでテント泊。夜空は、雲が流れていく間に星が見えた。

27日4時 出発
7時30分。塩見岳頂上に到着。霧がかかっていたが、まもなく、晴れてきた。北アルプス、富士山まで、見える限りの山を見ることができた。尾根伝いに熊の平を目指す。崖にてニホンザルを見かけた。熊の平から三国平を経由して、農鳥小屋を目指す。途中、雷鳥を見ることができた。 14時 農鳥小屋着
テントを申し込んだところ、雷注意報が出ているという。テント設置後、農鳥岳を目指すつもりだったが、取りやめ、テント内にて昼寝。まもなく雷雨となる。テントでの昼寝が正解であった。夕方、雨は止んだが、曇っている。夜中、残念ながら星空は見えなかった。しかし、甲府の夜景は見ることができた。更に夜中、トイレに起きる。霧が出て、数m先が見えない。トイレが見つからず、これで崖にでも落ちたら悲惨だな思うと、とても不安になる。道を引き返すと、トイレが見つかる。何とか用を足し、テントに戻ることができた。

28日 5時発
富士山だけは見ることができた。雲の中から飛びでている。霧があり、農鳥岳に登っても景色は悪かろうと判断し、間ノ岳を目指す。とても風が強い。
6時11分 間ノ岳着。
視界不良のため、そのまま北岳を目指す。視界が悪く、何度か違う方へ行きかけてしまう。また、風の強さが嫌だった。
8時27分 北岳着
相変わらず、視界が悪い。残念ながら、次に進むことにする。中白峰沢ノ頭経由で、両俣小屋を目指す。北岳頂上から雨が降り出す。この道は、目印が少なく、かつ視界の悪い今日のような場合、迷いやすく嫌であった。幸いにもすれ違った人がいたので、この先の事情を尋ねた。左俣大滝への下りは、非常に道が荒れていた。一度、前のめりに落ちてしまい危険であった。
11時9分 左俣大滝着
ここからは沢を右に左に。何度も横切りながら進んだ。途中、鹿を見かけた。両俣小屋について、仙丈ケ岳を目指すかどうか迷ったが、視界も悪いので、林道経由で北沢峠を目指すこととした。もし、翌日が雨ならばそのまま帰ろうと決めた。
16時15分 仙水小屋着
夜中、空を見え上げると星空であった。明日の晴れを着たいする。

29日5時発
残念ながら曇り空。甲斐駒ケ岳を目指す。鳳凰山は見えるが、他の山は、駒ケ岳を含めて、見えない。
7時54分 甲斐駒ケ岳着
相変わらず曇りだが、鳳凰山と北側の下界のみ、たまに見れる。晴れるのを1時間ほど待ってみたが、晴れず。下山する。駒津峰あたりで、晴れてきた。昨日、通った北岳もようやく見えた。
12時北沢峠着
12時55分発のバスで広河原。バスを乗り換え、甲府に着き、帰宅。

富士山、北岳、星空、甲府の夜景など見れたが、北岳山頂での曇りが残念であった。